既に決まった
未来はない

占いや予知に頼って
未来を視てもらい
安心したこともある

けれども
言われた通りの
未来は
ほとんどなかった

それは
未来は確定しているものではなく
構築していくものだから

常に
変化していくんだと
私は思う

運命というものはある
ただそれは
一本道ではなく

複雑に枝分かれした
迷路のようなもので

いくつもの
パラレルワールドが存在し
その行き着く先を決めているのは
「自分」なんだ

自分の人生という
長い道のり

それをドライブするのは
「自分」だ

先の見えない道ばかりで
あっちに行き
こっちに行きを
繰り返し

不安と好奇心を抱き
行く先々で
色んな経験をして
たくさん苦労もしたし
その分
乗り越えて得た喜びは格別だった

望んだ未来を得られず
または
トントン拍子に進まず
遠回りをしてしまった人生でも

それは
今の自分を作り上げた
大切な基盤になっている

たとえ
望む未来を得るのが
難しいとしても
私は諦めない

だって
未来は常に
変わっていくものだから

自分と状況を
常に客観視し

冷静に判断して
道を決めて
歩んでいく

その過程で
他人や経験から学んで
己を成長させていく

すると
昔はできなかったことが
できたり
叶えられなかったことが
成就することもある

つまり
自分が成長し
いい意味で変わっていけば

行き着く未来も
良いものになるんだ

■作者メッセージ
若輩者ながら
自分の人生訓を綴らせていただきました。
お読み下さりありがとうございます。