ポエム
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君からの卒業、それぞれの道
家に帰れば
君がいない

当たり前のように
そこにいた君は

自分の道を見つけて
歩み出している

道が見つけられなくて
ずっとうずくまっていた

それをどうにかしてあげたいと
私は思っていた

それが
願いが叶って
ようやく一歩を踏み出せたというのに

何でこんなに
物寂しいのだろう?

良かったねと
前向きに送り出してあげれば
良いのに

自分の弱さが
情けなくなる

私も
君から卒業しないとね

自分の人生を
ちゃんと生きないとね

それぞれが
自分の人生に責任を持って
自分の足で歩き出さないとね

それぞれが
喜びある人生を生きる

君のための人生
ではなく

自分の人生を
楽しみながら
生きていくとするよ

23/04/27 13:36更新 / アキ



談話室



■作者メッセージ
4月から兄が
農業高校の非常勤教員として働いています。
引きこもりニートから脱して
月から金まで毎日休まずに出勤しています。
喜ばしいことなのに
家に帰れば当たり前にように部屋にいた兄がいないことに
寂しさを感じています。
もう、大丈夫。
そう信じて良いはずなのですが。
ちょっとした依存心もあるのでしょう。
そんな自分の弱さを受けとめ
自分のために、自分の人生に集中して
福祉職の転職と一人暮らしを目指して
人生を切り開いていこうと思います。

お読み下さりありがとうございます。

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