Without "The light".
窓をいっぱいに開けて、
私は文字を書こうとする
でも、まだ見えない
それでも書いた鉛筆の跡
こんなに暗くては、自分のてのみにくさも判らない
私はカーテンをしばりあげ、なおも窓を開けようとする
朝焼けの足音を聞く
でも、まだ見えない
光なしでは
自分がどんな顔をしているのかもわからない
きっと生きていけない
小さな光でもいい、それがなくては生きていけない
そんな自分に嫌気がさした、仲秋の朝の候だった。
私は文字を書こうとする
でも、まだ見えない
それでも書いた鉛筆の跡
こんなに暗くては、自分のてのみにくさも判らない
私はカーテンをしばりあげ、なおも窓を開けようとする
朝焼けの足音を聞く
でも、まだ見えない
光なしでは
自分がどんな顔をしているのかもわからない
きっと生きていけない
小さな光でもいい、それがなくては生きていけない
そんな自分に嫌気がさした、仲秋の朝の候だった。