満たされない何か
満たされている。それなのにこの胸の空洞を埋める何かが満たされていないことを私に告げる。知っている。だって私は幸せだということで幸せに触れない何かを誤魔化そうとしているのだから。この心はいつも何かを求めている。いつも誰かを求めている。
満たされない何かがあることがこんなに寂しくてかなしいなんて。
でもそれでいいと思う。だって、有限なこの人生を、満足しきったら先なんて望めないのだから。だから満たされなくていい。
だからこのままでいい。仮に、笑顔が私に向けられなくても、その笑顔を見られるのなら。私はそれに幸せを覚えてしまうような人間だから。
満たされない何かがあることがこんなに寂しくてかなしいなんて。
でもそれでいいと思う。だって、有限なこの人生を、満足しきったら先なんて望めないのだから。だから満たされなくていい。
だからこのままでいい。仮に、笑顔が私に向けられなくても、その笑顔を見られるのなら。私はそれに幸せを覚えてしまうような人間だから。