共依存
棘だらけの心に触れて、血だらけになっても構わないと抱きしめて。叶うなら痛みさえ愛するからと僕のことを愛してほしい。その棘さえ愛おしいとぼろぼろになっても傍にいて。独りは嫌だよ、君とがいい。一緒に生きるなら、君とがいいんだ。僕を寂しくさせるのは君だけなんだ。棘だらけの心を除いてはくれなくとも、抱きしめてくれるならそれ以上は望まないから。好きとか嫌いとかそんなんじゃ足りないよ。傷つく覚悟がなければ人を愛せないというのなら、そんなものとっくに持っている。傷ついても傷つかなくても僕は君といたいんだ。願わくば、君もそうだと嬉しい。君を愛している。陳腐だと言うなら笑ってもいい。痛いよと泣いてもいいよ。僕は泣きたい。君に優しくされて泣きたい。一緒に泣き合おうよ。たくさん泣き合ってから笑い合おう、そうして生き合おうよ。互いがいなければ息すら出来ないそんなふたりでいたいんだ。