君だけに愛されたなら
君がいることで私が成り立っているみたいに、私がいることで君が成り立つならいいのに。会話や記憶に栞を挟んで、私のことを覚えていて欲しい。私が忘れてしまったら馬鹿だなーって笑って頭を撫でてよ。君が忘れてしまった君の事は、出来る限り私が覚えておくから。読み返したい時にいつでも栞を挟んだ所から読み返せるように。君が私を望んでくれるなら、私はそれに応えるから。時々思い出したかのように、好きを伝えてくれたら嬉しい。忘れたことなんてなかったけどと照れたらいいのにな。君が恋しくて、会えない時間、話していない時間でも、些細なことで君を思い浮かべるの。でもやっぱり1番はお月様を見た時かな。君が見ていてくれるような気がして、安心する。心がほころぶ。嬉しくなってまた笑う。私の日常に君は溢れていて、零さないように大事に抱きしめる。当たり前、なんてないのに、君を当たり前にしてしまいそうで怖くなる。血の繋がらない人間をこんなにも愛しく思えるなら、おかしくなってもいい。幸せなことだもん。ううん、幸せとか不幸じゃ測れないくらいに、優しいことだから。
今日も大好きです。
今日も大好きです。