ポエム
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言葉を渡す
丁寧に包装されたものを開ける時のような緊張感と、そのままにしておきたいような気持ち。想いを言葉にするのはきっと、そんな行為に似ている。
心をそのままはさらけ出せないから、言葉で包んで相手に渡す。
喜ばれることもあれば、傷つけてしまうこともあるだろう。不器用な心を不器用ながらに届けようとする姿は愛らしく見える。
例えば酷い失敗をしたとしても、その失敗で笑ってくれる誰かがいるならそれは失敗ではないんだと思う。その失敗を取り戻そうと躍起になって心を磨くから、言葉はそれ以上に綺麗になる。生きるということが、それの積み重ねならいいのに、とそう思う。
19/10/15 19:27更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
今日は大切な人のプレゼントを選んでいて、包装してもらった時に、こんな詩が書きたいなと思いました( ´ ` *)
見てくれてありがとうございます( ´ ` *)

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