分かってない、君は全然分かってないよ。僕が君を失ったらどうなるかを全然分かってない。僕が君をどれくらい大切に思っていたって、それは君には関係のないことだ。けれど、それでも。心配という気持ちが押し付けになったとしても。僕は君を失いたくない。傍にいてとは言わない。永遠なんてなくてもいい。ただ生きて、出来ることなら健康でいて欲しい。そして幸せを感じてほしい。それが僕が君に唯一望むことだ。今更、僕は君を、失いたくはないんだ。
今更、僕は君を失えないよ。君はそれくらいに僕の世界を占めているんだ。
君がそれを望んでいなくとも、僕は君を大切に思っているんだよ。

■作者メッセージ
書きたいという欲は、衝動敵なものだなと思いました。

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