ポエム
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もしも私が
泣いていたらあなたはどうしますか
一緒に立ち止まり泣き止むのを待ってくれますか
泣いていることから目を逸らさず
手を握ってくれますか
寂しくても寂しいとは言いません
気付いてほしいのではなく
負担になるのが嫌なんです
きっと一人で泣いて大丈夫だと笑うのです
寄り添われるよりは寄り添いたい
自分が泣いていることにきっと私は気付かない
それでも傍にはいて欲しい
もしあなたが泣いていたら
私は立ち止まり手を握り振り払われても
傍にいるのだと思います
重いのだと思います
きっと困らせます
困らせたくなくて大丈夫だと笑い
笑うことでまた困らせるのでしょう
そんな私をあなたはどう思うのでしょうか
独りになりたくないのです
空元気にも見える笑いを振り撒き
あなた以外がいなくなっても
壊れたように笑い
壊れた事に気付かずに壊すのは嫌だと泣く
身勝手な私はたぶん許されたい
なにもかも許してしまうから
泣いていいよと言われたい
どうして泣くのかを問われたいのではなく
一緒にいてほしいのです
どんなに遠くても心が近くにあるならいい
私が望むのは
あなたの心の奥に私の居場所を作って欲しい
そんな風に笑いながら泣く私は
道化のようですね
居場所があるのにそれに気付かず
寂しくなりたくないと泣くのです
あなたに手を握ってほしい
我儘でごめんなさい
こんな私を呆れながらも愛して欲しい
我儘は募るばかりです
20/09/14 00:11更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
心を込めすぎて書くと長くなりますね…

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