ポエム
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もし
空が落ちてきたなら受け止めたいと
そう願った夜があること
誰も泣かない世界がないのなら
私は私の身勝手で私の世界にいる人を泣かせないと決めたこと
空を見上げて今年の夏は花火大会に行ってない事を思い出した
花火は上に上がるのに線香花火だけは下に落ちることに気がついたこと
夏の終わりより先に失ったものは沢山あるけれど
残ったものも多いこと
日常にちりばめられた欠片を拾い集めて
いつか笑って抱きしめることが出来たなら
私はそれだけで救われるのだと思うのです
20/09/10 23:12更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
救われたいと思ったことはないけれど、ないと思って生きてきたけれど、本当は。
…わからないですね。

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