僕は僕に責任が持てないから
君のことを好きになってはいけないんだと思う
君と話していると楽しいし癒される
その気持ちを否定はしない
けれど肯定して好きになったなら
その瞬間に君と僕は今の関係を保てなくなる
今の関係が心地いいからこそ
壊してはいけないと思う
君にそんな気持ちが微塵もなくても
僕が君の手を引きたくなってしまっても
僕に僕の世界があるように
君には君の世界がある
今は交わっている世界を大切にしたいと思うから
この先に何があるとしても
僕は君を厭うことはしない
一筋縄じゃいかないのがもどかしいね
困らせたくないだけなんだ

■作者メッセージ
年下を好きになるのはなんか歯止めがかかるんですよね、ちゃんとしてないからですかね、たぶん。病気を理由にはしたくないけど働いたり実家暮らしだったりすると駄目かなってなります。未来ある「君」の枷にはなりたくないと、思ってしまいます。

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