ポエム
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言葉という
傘を差す
誰もが何かを諦めて
誰もが何かに打ちひしがれて
何もかもを投げ出してしまいたい程の絶望に寄り添われても
それは私が何かを諦める理由にも
何かに打ちひしがれる理由にも
何もかもを投げ出す程に絶望する理由にもならない
私は心が弱いから簡単なことも難しく感じられてしまうけど
傷つきやすくもあるけれど
その分傷ついた誰かがいたら
心にそっと寄り添って傘を差したい
全部理解は出来なくても寄り添うことなら出来るよね
そのときに必要な言葉を渡せる人になりたい
強い人だっていつも強いわけじゃないから
強い人だっていつかは傷ついてきたと思うから
私は平等に
強い人にも弱い人にもそれ以外の人にも
すれ違った誰かの心に
すれ違った傷ついた心や身体に
言葉という傘を心に差せる人間になる
そうして生きていく
簡単なことじゃないけれど
だからこそ頑張りたい
何度だって思ってきたけれど
これからも何度だって思い続けよう
20/08/15 22:00更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
傘を題材にした詩はいくつか書いてきたけれど、何度も書きたくなりますね
それくらいに思い入れが強いんだと思います。

いつも閲覧、投票ありがとうございます(^O^)/

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