ポエム
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最後だと
あの日が最後だと知っていたら
もっと違う選択が出来たのかとか
もっと何か違う言葉を言えたかとか
そんな事を考えるけれど
たぶんあの日が最後だと知っていても
私は変わらなかったと思う
変わらなかったから
変えられなかったから
別れだって変わらなかったと思うんだ
気持ちをもっとちゃんと伝えられたら
そう思っても全部今更で
最初が唐突なら最後も唐突で
けれど最初と違うのは
別れにはきっと予感があることだ
少しずつ別れの足音がする
最初にはない予感がある
変わる何かがあるのなら
私はこんなふうに生きてなんていない
未練みたいにずるずると心に纏わり付くそれが
苦しくて仕方ないとそう思う
前を向くって難しいなと心から思った
20/08/07 21:33更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
いつまでも、こんな詩を書くのもいけないんでしょうか、
詩に逃げている気がします、詩しか今の私には安らげるものがなくて、詩に逃げるなんて、駄目ですね、

いつも閲覧ありがとうございます(^O^)/

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