君を手放す瞬間はあっという間だった
それなのに
君との思い出を手放す勇気がいつまでも出ない
苦しみたくない
好きじゃない相手のことで苦しみたくない
君が私の友だちを選んだことや
今付き合っていることに対して
これ以上悲しみたくない
忘れたいとは言わない
君がいなければ今の私はいないから
私は君に救われていたから
それでももう思い出したくないの
もう君との思い出に囚われて
心を滅茶苦茶にしたくない
友だちだって大事なのに
これから先も今みたいに苦しむのは嫌だよ
ほんのひとにぎりの勇気が欲しいよ

■作者メッセージ
この前書いた詩みたいに、ずっと大丈夫ならよかった
どうしたらいいんだろう

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