ポエム
[TOP]
世界は
とても汚れている
けれど汚れている様に見えないのは
太陽や雨や風が綺麗にしてくれているかららしい
けれどすべて綺麗だというなら
辻褄は合わない気がするから
僕の心の汚い部分はそのままにしておこう
太陽を見ると身体が悲鳴をあげて心は沈んでいく
雨が降ると傘に当たる雨音を聴きながら心が跳ねる
風を感じると暑さに負けない自然の強さを知る
汚い心は少しずつ綺麗になっていく
でも変わらないものもあるだろう
変わらないものはたくさんある
汚れたままがいいものもあるだろう
綺麗なものを見ると心が霞む私の性格の悪さは置いておくにしても
汚れたままの世界が少しずつ綺麗になるなら
汚れた私を綺麗にするものは
世界と同じで自分にはないものなんだろうか
基本は人を信じているけれど
人と関わりたくない時も勿論ある
人に変えられたくないとも思う
自己愛や自尊心というよりは
単純に自分を誰かに変えられるって気持ち悪い気がする
言葉や仕草等に影響を受けて変わるというのは
成程 すごいことだと思うし
私もそう変わるならと思いはする
気持ち悪いというのはベースを大事にせずに心をまさぐられるのが気持ち悪いという意味だ
世界にはベースがたくさんあるから気持ち悪いと感じたりはしないのかな
世界の感情ってどういうものなんだろう
汚れていて綺麗な世界をどう思っているんだろう
人間とは違う世界の感情が気になった
20/06/09 03:11更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
先程のと違うパターンで書いてみました。
汚れと綺麗は対極ではないような気もしますね。

いつも閲覧、投票ありがとうございます(^O^)/

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c