ポエム
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そうして
君は僕の手を離れていくんだね
少しずつ大人になっていく
いつまでも一緒にいれるのだと
ずっと信じていたけれど
僕と君はそれぞれに道があって
自分の道を歩んでいく
交わった二人の道は同じ歩幅になったとしても
また変わっていくだろう
今はもう歩幅は君の方が早くなったみたいだ
ねえ それでもね
一緒に歩んでいけるのだと
きっとどこかで信じていた
僕よりも生きづらそうに歩く君は
きっと僕と同じ歩幅で進んでくれるのだと
そう甘えていたのかな
信じていたんじゃなくて甘えていたのかな
僕の手を離れ大人になっていく君を
僕はもう遠くに感じるけれど
僕は僕の歩幅で進んでいくよ
だから君はそのままで
振り返る時があっても決して歩みを止めはしないでね
いつかお互いの道でそれぞれ幸せを掴めますように
僕の青い鳥はずっと君だったけれど
君の青い鳥はずっと君自身だった
強さだけが僕らを分けたならそれでもいい
ずっとずっとありがとう
幸せばかりを祈ってしまうよ
20/05/14 00:33更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
幸せになる為に生きてるわけではないけれど、生きていくなら幸せにもなりたいかな

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