怖くないよ
大丈夫
この世界がどんなに君に冷たく響いても
どんなに君に優しくなかったとしても
どんなに心が冷え切ってしまっても
大丈夫だと思えなくても
何にも許されなくても
君には笑っていて欲しいんだ
雨が降らないと泣くのなら
僕は君の雨になるよ
寒くて凍えてしまいそうになるのなら
傘になる
苦しくて立ち上がれないときは
息をあげるよ
世界が怖いのなら
僕は世界の端から君を守ろう
嘘で塗れてしまっても
本当が何かわからなくても
君が此処にいるなら
僕はそれだけでいい
君が君自身の嘘に疲れ果てて
それでも何が欲しいか分からなくなった時も
僕はきっと君の傍にいる
約束は嫌いだから約束はしない
その代わり心全部君にあげるよ
僕さえいらなくなるその日まで
君のことを守りたい
そうして守らせてくれるかい？
何を怖がっても何が嫌いでも
僕のことは怖がらないで欲しいんだ
ちっぽけな僕だけど
君がいるならそれでいい
誰も許さなくても僕だけは君を許すから
信じてくれるなら裏切らない
信じられないなら絶えず想う
君のことが大好きなんだ

■作者メッセージ
なりたいのはお姫様より騎士ですね。ルークですが。
こういう詩が書きたかった

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