ポエム
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足音
静かな空間に足音が響いた
僕はそれを心地良いと感じたし
眠そうな君を見て今日も安堵する
世界がどれだけ悲しいニュースに溢れようとも
君が変わらないならいいのだと
君を好きでいる
君の匂いがする日々が好きだし
君が一瞬でも僕を視界に入れてくれれば
それを幸せだと思う
君の世界に僕の足音は響くだろうか
少しだけそれが気になるんだ
気だるげなところも
綺麗な手も
長い指も
背が高いところも
立ち方も
歩き方も
声も
話し方も
全部が好きだ
好きで好きで頭がおかしくなりそうなくらいに
全部が好きだよ
けれど思うんだ
僕が君を見る目がどうか誰にも気付かれないよう特別に溢れていませんようにって
君が恋しくなってしまうのに
君にも君以外にも気付かれないように
なんて触れただけで壊れてしまいそうになるね
次に会うときはもっと足音が響いたならいい
願わくばその音が君の嫌いな音じゃありませんように
そっと祈りを捧げよう
20/04/13 15:42更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
想像力とどれだけ打ち解けられるかっていう感じになってますね
個別に書くには離れなかったから、付け足してみました。
いつも閲覧、投票ありがとうございます(^O^)/

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