ポエム
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きみが
ぼくを視界にすら収めないから
挨拶すら返さないから
ぼくはたたらを踏んでしまって
きみへの言葉を飲み込んでしまう
写真越しに伝わる感情が痛かった
手を伸ばしても意味などないのだと告げられたようだった
だけどきみが好きなぼくは
手を伸ばしてしまう
嫌われていることなんて何ともないと思っていたけれど
事実は苦しいだけだ
苦しさが増すだけだ
それでも好きな気持ちに歯止めなんて効かない
歯止めが効いているからこそきみに構ってもらえないのだとしたら辛すぎるけれど
きみの嫌いが先だった
ぼくの好きは後だった
それだからぼくはきみに思うように駆け寄れないのかもしれないとそう思った
20/04/02 12:32更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
悲しい

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