ポエム
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君のこと
僕はそんなには知らない
挨拶が出来れば満足で
声を聞けたら幸せで
会えない日はなんだかつまらなくて
会えた日は無意識に意識して
背筋をぴんと伸ばして歩く
知っているのは
ゲームが好きなこと
人と余り話をしないこと
僕のことを嫌っていること
僕が気付かないこともよく気がつくこと
同じ年なこと
名前
そのくらい
少し前に僕のことをあだ名で呼んでくれたときは嬉しすぎて死んでもいいってそう思った
けれど僕はよく色んなことを諦めたような目をする
君はきっと僕になんて興味がないんだろうな
僕は君のことを考えている時は
心がざわざわしてその癖穏やかになるけれど
君は僕のことなんて石ころくらいにも思っていないんだろうな
今以上に嫌われたくはないから
挨拶だけを続けられたらいい
僕は大概物好きなのかもしれないな
20/03/22 16:49更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
恋と呼べるかどうかも怪しい気持ち
火種はどこにあるのでしょう

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