ポエム
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空の道
真昼の太陽が照らすのは
行く道か来た道か
それとも止まっている自分自身か
そのどれだろう
深夜の星や月明かりが照らすのは
暗く覆われた道か闇に閉ざされた心か
それとも明日に向かう志か
そのどれなんだろう
明日に行けば今日に戻っては来れない
今日を過ごせば昨日には戻れない
けれどいつだって思い出せる
いつだって心は忘れない
真上にある空は
雨上がりの水溜りに映り込んで真下にもあるみたい
だから私はね
雨が上がれば空を歩けるってそう信じているんだよ
太陽が照らすのがどれであっても
星や月明かりが照らすのがどれであっても
未来へは片道切符だと言われようとも
私が生きているのはいつだって今だけだ
そうして雨が上がるみたいに心も少し上を向けたなら
ね?空の道を歩けるってそう思わない?
20/03/16 21:10更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
空の道 なんとなく思いついたものを手にとって並べてみました。

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