君は僕が嫌いで
僕の笑顔や声や仕草や態度や生き方
きっとそのすべてを疎んでいるだろうし
また何とも思ってはいないのだろう
嫌いであって関心など無いのだろう
君の視界に入れない
君の世界に入れない
君を見ると心が締め付けられる
君にとって僕は何でもないのだろう
僕にとって君が何でもなかったならよかったのかな
君の宇宙の塵にすらなれずに
僕の宇宙の星にすらなっては貰えずに
僕は君の何にもならずに
日常を終えていく
君の何かになりたいとないものねだりばかりが
うまくなるそんな夜だった

■作者メッセージ
嫌いな人の好きな人になれるはずもないさ

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