ポエム
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君の
君の間違いは伸ばした手を取ったこと
私の間違いは君を手放せなかったこと
どうしても傍にいたかった
出来たなら隣がよかった
君を諦めたくなかった
君を諦めるしかなかった
取ってくれた手を握り続けているのだと思い込もうとしていた
そんな君を手放せる筈はなかったこと
何もかもが間違いだったとは思わない
君を好きでいて得た幸せは数え切れない程にある
それでも間違いをあげるなら
やっぱりそれはずるずると関係を続けたことなのだと思う
私はそれに甘んじた
君は少しずつ疲れていった
終わりだなんて思えないけれど
終わりなのね
始まってもいないと思っていたのは私だけだったのね
間違いがあったとしても君を好きになれたことは
君を好きでいれたことは
私の人生で一番の幸せだったとそう思うのよ
叶わなかったけれど
それでも幸せだったわ
20/03/13 12:03更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
幸せだったから、少し休憩です。

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