ポエム
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金平糖の夜
地上に落ちた星屑みたいな金平糖
わたしだけが好きな星
誰もいなくて寂しかった夜
片手に透明な空瓶
中には星屑
甘い甘い空の夜
わたしだけの夜と
わたしだけの星がそこにはあって
唯一の手元にある宇宙みたいだとそう思っている
わたしのほし
わたしのよぞら
手のひらで震える生まれたての宇宙
目をつむって手を出して?
手のひらにわたしの星粒を分けてあげる
口に入れたら甘さが広がるから
あなたにもわたしの宇宙が見えるかな?
だからわたしはね
金平糖は夜の食べ物だって思うんだ
20/03/06 23:16更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
時々書きたくなる金平糖の詩。

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