ポエム
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君の手を
あの日掴めなかった君の手を
今日は掴んで引き寄せられた
僕には光がなかった
夢がなかった
希望がなかった
光は眩しくて痛いものだった
けれど君の手を掴むために光が必要だと知った
寄りかかってばかりはいられないと思った
まだ痛くて眩しくて泣いてしまいたくなるけれど
僕の光は全部君にあげるから
だからどうか泣かないで
僕の手を掴んで引き寄せていいから
僕が君を抱きしめるから
だから一人で泣かないで
何度だって僕は君の手を掴む
もう光を失わない
約束する
君を失わない
君の手を掴み続ける為に光を手放さない
青空が君に反射して
まるで空を掴んでいるみたいだと思った
僕の手を掴んでくれる君を
一人にはしないから
一緒に歩いていけるかはわからないけれど
君のことを忘れたりはしないから
暗闇で座り込んでしまうなら何度だって光をあげるから
君が伸ばしてくれる手をずっとずっと掴み続けるからね
20/02/26 00:43更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
夢を見たんです。
失恋から少し立ち直り心機一転書いてみました。

いつも閲覧ありがとうございます(^O^)/

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