お月様は綺麗で
夜は澄んでいて
空は青くて
季節は何度も移り変わるのに
どうして君ばかり苦しむの
どうして幸せから遠くなるの
与えられた幸福を受け入れることは簡単で
与えられないものを嘆くのは投げ出した
けれど 違うんだよ
私がどんなに君を好きでいても
私が幸せを感じても
君がそこから遠ざかるなら意味がないんだよ
信じることが嫌になる
どこにも連れ出せないことを悔やむ
君が望んでくれたなら叶えるのに
私は君の分まで泣いてしまうよ
君が泣かないから代わりに泣く
君が笑わないならいつか笑わせる
幸せが遠いなら
いつか
私が君を幸せに連れて行く
君が何を信じても誰を信じても
何を信じなくても誰を信じなくても
私さえ信じられなくても
私は君の手を離さない
君の幸せを知りたいから
最大級のエゴを押し付けてあげる
見限らないでよね

■作者メッセージ
他にたくさん苦しんでいる人がいて、大変な思いをしていても、
私の一番は、君なんだと思い知りました

いつも閲覧ありがとうございます(^O^)/