ポエム
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嫌われ疎まれて
傷を増やさないこと
一度嫌われてしまえば
もう嫌いがなくなることはないだろう
いつかは風化するのかもしれない
いつかは嫌いさえなくなるのかもしれない
けれど悲しかった
好きな人を好きでいるだけで
疎まれる事実が胸を刺していく
僕は幸せを綴ることも許されないのか
僕が語る幸せを疎んで見ないようにして
無理に話しかけて体調を崩すくらいなら
僕になんて話しかけなければよかったじゃないか
僕の言葉を上辺は受け取るのは成程きみは大人なのかもしれない
けれど勝手に期待して勝手に失望するくらいなら
最初から知ろうとするなよ
中途半端な気持ちで僕に踏み込むなよ
生まれてきたことが間違いだったなんて思いたくはないのに
きみの勝手が僕に罪悪感を抱かせる
ああ 本当に信用出来る異性なんて限られているね
勝手に好きになって勝手に裏切られた気になって
きみの勝手は僕を悩ませる
今度は僕を疎む君の機嫌を推し量らなければならない
今まで他の人に当たり前にやってきたことを
初めて疲れたと感じた
好きな人以外は切り捨てられる薄情さがあったなら変わっただろうか
求めない答えが
何より君を求めている気がした
20/02/04 23:35更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
きみ と 君は別人です。
君が好きな人。

いつも閲覧ありがとうございます(^O^)/

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