バイプレイヤー
君の人生に於いて必要な存在でありたい。ううん、君が主演の人生には、私という脇役が必要なんだってことを認めてもらいたい。自分が主演の人生に、私は価値を見出だせない。けれど、君が主演の人生を、陰ながら支えることが出来るなら、それが一番の願いだ。君の人生を輝かせているのは君自身の煌めきだけど、そこに私が加われるなら影さえ優しく照らしてみせる。君にとっての、太陽にも影にもなりたい。君の人生に必要な存在でありたいと願うことが、今の私を支えている。いつか私がいてよかったって言わせてみせるから、覚悟しててよね。