ポエム
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ねえ
君は僕のどこが好きなの。笑顔?言葉?君を好きなところ?頑張ると言えるところ?好きなものが似ているところ?君に会いたいと言わないところ?生きててよかったと言ったこと?君に合わせないところ?曖昧にも生きているところ?ねえ、もしそれらすべてを兼ね備えた僕よりも素敵な人が現れたら君はどうするの。僕は君を何度も裏切ってしまったのに、君はどうして僕を好きだと言ってくれたの。僕が僕のもので誇りに思えるのは詩だけなのに。君は詩を読まないだろう。君への想いを幾ら詠っても、詩の良し悪しなんてわからないから何も言わないんだろう。君のすべてが好きだと言えるよ。どんなところを知っても好きじゃなくなったりはしない。君だけに好きになって欲しい。約束なんて出来ないけれど、僕は、もう君以外は嫌なんだ。君が本当は僕をどう想っているかなんてわからないけれど、僕は僕なりに生きているよ。君のいない世界は寂しいよ。もし君が、僕が君無しでも生きていけると思っているならそれは違うからね。僕は僕のすべてを君には見せられないけれど、心は全部あげるから。君に知ってほしい僕がずっといるんだよ。
だからね、どんな疲れを持ち帰って眠りについてまた同じことを繰り返すのだとしても、僕のことを覚えていてくれたら嬉しい。いつでも僕は君を待っていたいからさ。
いつか教えてよ。君が僕をどう想っているか。
優し過ぎる君が僕を壊さないように想ってくれているのなら、何度も壊れたことは内緒にしたいね。君を好きでいられるなら、欠片は君に渡すから。いつまでも愛しています。この想いが、永遠を探して迷う日も君が幸せでありますように。
19/12/25 21:28更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
「僕」の方が感情が乗りやすいです。性別さえ超えたいと思った日があったからでしょうか。

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