ポエム
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まるでさ
私が君から離れられないことを裏付けるみたいに、君と唯一同じゲームの引き継ぎが成功したことに、安堵する自分と笑ってしまう自分がいた。
どんなに空白を他の誰かで埋めたって、君じゃなければ意味がないと笑うのは、他の誰でもない私自身だった。寂しいと気付けなかった。心がこんなに悲鳴をあげる前に「寂しい」ということに気が付けなかった。そのことに寂しくも感じたし、君を恋しくも感じた。会いたいと思って会いに行ける環境ではないことが寂しさに気付くことを鈍らせたのかもしれない。けれどね、それでも私は君が好きだよ。どんなに忙しくても、会えなくても、寂しくても、それに気が付かない程に歪んでいても、私は君がいいよ。何度だって思うよ。君が好きだ。来年は少しでも会えたならいいな。君の苦しみを緩和させられるような私でありたいな。追い詰められた君が素直に楽を出来る居場所のひとつでありたいな。後一週間で今年が終わるけれど、君が少しでも息をつける場所がありますように。私は私で頑張るから、また会える日を楽しみにしています。
19/12/25 12:16更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
四ヶ月半も会わなきゃそりゃ寂しいですよね、それを自覚したくなかっただけなんです。寂しくても君を好きなことに変わりはないのに馬鹿みたいですよね。

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