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どれ程の
君は一体その笑顔の裏にどれほどの痛みを隠して、押し殺して生きているのだろうね。写真に映る君は可愛くて楽しげで愛らしくて、けれど深い話を出来る相手がいないと嘆いていた。君は僕を一番だと言ってくれる。僕も君を一番だと誇りを持って言える。だからこそ君が泣ける場所が限られていることが、またはないことが悲しい。僕の前で幾ら泣いたっていい。君にはたくさん助けられたから。君にはたくさん救われたから。僕も君の支えになれているならいい。君がどれ程傷ついても世界は変わらない。そして君は世界を憎んだりはしない。僕なんかより余程優しくて心が綺麗であるから。僕と君には似ているところが幾つかあるけれど、挙げるとするなら、自分のことを不幸だと思ったことが無いところだろうか。世界がどれ程君に優しくなかったとしても、僕は君を大事に思うよ。世界からさえ君を守りたいと思う。力も無く弱い僕に何が出来るかはわからないけれど、確実なことはひとつある。それは、僕と君は変わらないということだ。どれだけ大切な人が増えて世界が広がり好きな人が出来たとしても、僕の一番はずっと君だよ。だからこれからも、傷ついたり泣きたい時には君を大切に思う僕を思い出してくれたならいい。家族と同じくらいに大好きな君へ。この詩を贈るよ。
20/03/08 00:11更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
家族みたいに大好きな子へ、書いた詩です。

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