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温もり
ふと君の服の裾をぎゅっと握って歩きたいなと思った。
手を繋ぎたいけれどそんな勇気はないから、服の裾を掴みたい。それに気付いた君が優しく笑って私の手を握ってくれることを期待する。馬鹿だなって思っていい。文字でなら雄弁になれるのに、実際の私は君に手を伸ばす度胸もない。それでも君が好きなことを伝えるために、表すために、どうしたらいいかって考える。私よりも大きな手に包まれたい。そう思うのは心が弱っているせいかな?いつもは弱音なんて吐かない癖に、君の温もりが恋しくなるんだ。
19/10/17 12:42更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
好きな人の温もりってやっぱり特別な感じがする

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