ポエム
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貴方と、私と、そして
少しずつ、愛した日々に別れを添える。お揃いで買ったストラップ、誕生日に貰った服にリュック、言葉や笑顔はまだ忘れられずにいるけれど、一番大事にしていた、使い続けていた靴紐に今日さよならをしたよ。貴方の名前を出すことは随分減ったけど、貴方がくれた日々は随分色褪せたけれど、ふとした時に元気かなと思う。幸せでいて欲しいなと思う。貴方よりも好きな人がいる。だからこうして思い出すのは傷を広げる行為でしかないのかもしれない。私は貴方を愛していた。そうして今は誰よりも愛したい人がいる。
自己満だと思う。これは緩やかな自殺だ。それでも私は、人を愛したい。二度でいい。さよならは一瞬だった。私は、だから君と別れたくはないと、貴方との日々に別れを告げて思うのです。
19/12/13 21:12更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
過去を思い出すこともあります。寄り添うこともあります。私は今に生きているから今を大切にしたい。今に寄り添いたい。過去の自分に寄り添ってあげることが出来なかったから、今はちゃんと、寄り添いたいなと思います。

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