ポエム
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君にさ
君はきっと私が見ている景色や私の心を動かす言葉に、興味なんてないんだと思ってしまうことが切ない。お月様が綺麗で、夕焼けが優しくて、ひとり暮らしの人が部屋に何を置こうか迷っているって言うから一緒に考えたりしたこととか、帰りにコンビニで見つけた新発売のジュースがあんまり美味しくなかったこととか、それを君に伝えたくなったことだとかに、たぶん君は興味を示さない。君には君の世界があって、それが私と交わるのはきっと人生の数秒で、その数秒の為に生きてる気がして、切なくなる。君に余裕が出来たなら、私の世界を見せてみたい。それくらいなら幾らでも待てるから。
ねえ、君の目に映る世界は、映る私は何色ですか?
19/12/10 17:52更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
全部ね、君に知ってほしいから、見てほしいから、変えてるんだよ。
なんて言えはしないけれど。君の世界に割り込むことが出来たなら、もっと簡単なのかな

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