ポエム
[TOP]
ブランド品
派手なブランド品に見を包むことが、彼女たちの武器なのだと、理解のような感情が生まれた。理解ではない。私が高級品やブランド品に価値を見出すことはない。けれど。彼女たちの武器がそうあるように、私にも武器がある。見た目よりも磨いてきたものがある。ブランド品は、ただそれだけで、言葉もそれだけなのかもしれない。ただそれだけで強みになるものが私の武器であることが誇らしいから、磨いていこうと思った。いつか、大切な人を、言葉で抱きしめられるように。
19/12/07 09:24更新 / 雨月 涙空



談話室



■作者メッセージ
電車内で、ブランドの袋をぶら下げた女の人を見て。

いつも閲覧、投票ありがとうございます(^O^)/

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c