恋とは
ああ、そうか、生きることを加速させたのが恋なのか。一人の世界に、自分が好きになった人を加えたくなって、その人を思うと鼓動が速くなる。熱量も、感情も、ベクトル殆どがその人に向いていく。私の場合はそれが君だったのだ。私の世界に君がいて、君を好きになり、想いは加速して、鼓動は速くなる。君に伝えたい。生きてて欲しい。笑ってほしい。たまには泣いてほしい。たまには怒ってほしい。けれどやっぱり、どんな感情の後にも笑って欲しい。君が好きだよ。加速した感情は、加わったのは君への願いそのものなのかもしれないね。幸せを祈るという、ただそれだけで、それだけではない想いを、愛のような恋だと思っている。