君に出逢えたこと
私は、私に会うとき以外の、私と話している時以外の君を知らない。職場で見せる顔や話し方を、家族の前での君を、友達と会っている時の君を知らない。けれど、私に見せてくれる顔があって、私にかけてくれる言葉がある。私が君を知っていて、君が私を知っていることが、なんだか凄いことのような気がする。誰にでも言えることかもしれない。けれど、私の心は君でいっぱいで、本当は他の人が入る隙間はないのかもしれないから、駄目だなと自分を諌めつつ、君に溺れたい私がいる。君が君の世界を生きてきて、私には私の世界があって、そうして巡り会えたこと、何度だって感謝してる。君に出逢えて本当によかった。人が溢れないような青い世界で、私は君に恋をしている。