ことばひとつで

破壊される心

気づかぬうちに

痛めつけていた

君の心


いつどのひとつで

おとずれるかわからない

でも

どうしても

話さなければならなかった


離したくない

離れたくないんだ


だからどうしても

伝えなければならなかった


そして

見返りを求めすがる声は

君には届かなかった


だからもう

しばらくは

声を閉ざしてみようと思う


君がいつかまた

あの無垢な瞳で

僕に声をかけてくれるまで

■作者メッセージ
すれ違いは

訪れるなら

早めがいい