約束
8年前の君に出会う
何故僕はひとり逝く君を
ただ見つめていたのだろう
崩れ落ちる君の体を
受け止めることもせず
空を彷徨う君の指先が
僕の頬に触れる時を待ち
君の最後の言葉に頷いた
今も君の真っ直ぐな視線が
僕の内で痛みに変わる
あとどれだけ過ぎれば
君と融合できるのだろう
何故僕はひとり逝く君を
ただ見つめていたのだろう
崩れ落ちる君の体を
受け止めることもせず
空を彷徨う君の指先が
僕の頬に触れる時を待ち
君の最後の言葉に頷いた
今も君の真っ直ぐな視線が
僕の内で痛みに変わる
あとどれだけ過ぎれば
君と融合できるのだろう