ポエム
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自惚れて無償
とっくの昔に終わっているさ 分かってる
熱の無い数年間は記憶に残ってもいない
思い出すというより 忘れられない寒さ以外

とっくの昔に諦めてるさ そんなの知ってる
愛されてるつもりなんて今更期待してない
どこかでふと合う目線が あの頃の様だとしても

それでもなんだか落ち着けない 真夜中に一つ

度し難い なんてことだろう 自惚れていたいな
自分の中で今でも燃えてる 愛してるの分だけ
過去に成らない貴女から 愛されてるとかってさ
無償で口にできるようになった 愛で以てさ

度し難い なんてこった 気色の悪い嫌に濡れる
でもね 自惚れさせて欲しいな 過去に成らない貴女
触れられやしない 分かりもしない 知りもしない
別人に成り果ててたとしても 愛していたい

伝えず自惚れるだけなら 愛も無償だろうから
24/02/06 04:45更新 /



談話室



■作者メッセージ
顔だの声だの思い出せないくらいには忘れてンだけどね

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