ポエム
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零の山
裸に何を着ようとも 私の姿は変わらない
何を積み重ねて 続け 繋いで生きてみても
どの道 最期には全て脱ぎ捨てて終わるのなら
零に何を望めばいいの 零に向かって問い掛ける

積もり重なる私の灰燼 救わず燃える余塵の煙

美しいと呼んで 私に魅せて 私を魅せて
私の名前を呼んで 私を呼んで 美しいって
零に向かって服を着て 零に向かって服を脱ぐ
どうせ最期は裸なんだ 何を得ても 失ってもね

知っているけど忘れていたい 虚しさなんだ

貴方が身に付けた見栄も 意地も プライドも
そんなモノに興味ない 意味も何も感じない
下らないモノ 最期は身一つだけしか残らない
だから貴方を魅せて 貴方で魅せて 裸を魅せて

零の山なの人生は 全て最期は燃え尽きるだけの ね
24/01/20 13:12更新 /



談話室



■作者メッセージ
着飾りが無駄とは言わない
無駄じゃないとも言えないけどね

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