季節目
私は窓を開けた
見慣れた景色は色も分からず
ひっそりと佇む
息は真っ白に吐き出され
たちどころに黒に消えゆく
上には無数の小さい光と
深い 黒い 空
勢いよく吸い込むと
キュウっと独特のにおいが鼻をさす
嗅ぎ慣れたにおいだけど
忘れていたことに気がつく
そして今さら思う
あぁ 私の好きな季節が来た
見慣れた景色は色も分からず
ひっそりと佇む
息は真っ白に吐き出され
たちどころに黒に消えゆく
上には無数の小さい光と
深い 黒い 空
勢いよく吸い込むと
キュウっと独特のにおいが鼻をさす
嗅ぎ慣れたにおいだけど
忘れていたことに気がつく
そして今さら思う
あぁ 私の好きな季節が来た