吐露
つんつんが倒れてしまうことを強く望んで
その前に 自分が崩れることを恐れている
いい加減 静かな毎日を過ごしたいものだと
何に向かって祈ればいいのかを考える
祈りは ベッドの真上に向かい
天井のあたりで行き場を失い
煙のようにゆっくりと
再び この胸に戻ってくる
どうにかなるだろう
そんな 気楽な日もあれば
どうにもなりはしない
そんな うなだれた夜もある
ああ 今年もあと一月半か
いや 気が早い
いや もう遅い
ああ 気が重い
18/11/18 01:30更新 / 壬生八五郎