ポエム
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生きるということ
深夜2時。
廊下を歩く音がすると
玄関のドアポストにストンと落ちる。
新聞の朝刊だ。
そしてまたすぐ歩く音がして、
エレベーターが閉じて
バイクが発進していった。

新聞屋さんのあるあるだ。
たまにダッシュで届けにきて
ダッシュで帰る新聞屋さんもいて
なんだか今日は忙しいのかななんて
考えてる。

私は起きていたけど
会うことはない。
それは
扉という、壁があるから。
一歩外にでれば、出会うことができる。

世の中にはそんなことだらけなんじゃないか。
少し違う道を歩いたり
いつもとちょっと違う選択をすることで
いつものラインから外れることができる。
怖いことでもあるけど
魅力的でもある。

今まで出会わなかった人に出会えた。
それは私がいつもの繰り返しから
少し外れることができたから。

人生は一度きりだから
怖がらずに
色んな選択をして
積極的に行動したら
より色んな世界が見えるんだと思う
色んな生き方があるけど
私はそうやって
様々な色に出会いたい
そう思って生きている
20/10/17 11:44更新 / こみやび花穂



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