私の最期は夏の記憶で
死ぬ時は
きっとあの日の夕暮れが浮かぶのだろう
小学生の時の
学校のプールサイドを歩いている場面や
プールの横の畑の茄子を
もぎって嬉しそうに持ち帰ったあの時を
なんでもないそんな365日の中の
ふとした瞬間に
心のゆらぎを感じるのだろう
もう戻ることはできない
あの頃
でも思い出すのは派手なことじゃなくて
こんななんでもない日常だったんだって
それがなんだか心地よく感じながら
最後の息をするんだって感じたんだ
きっとあの日の夕暮れが浮かぶのだろう
小学生の時の
学校のプールサイドを歩いている場面や
プールの横の畑の茄子を
もぎって嬉しそうに持ち帰ったあの時を
なんでもないそんな365日の中の
ふとした瞬間に
心のゆらぎを感じるのだろう
もう戻ることはできない
あの頃
でも思い出すのは派手なことじゃなくて
こんななんでもない日常だったんだって
それがなんだか心地よく感じながら
最後の息をするんだって感じたんだ
23/06/30 16:41更新 / こみやび花穂