ポエム
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私の最期は夏の記憶で
死ぬ時は
きっとあの日の夕暮れが浮かぶのだろう
小学生の時の
学校のプールサイドを歩いている場面や
プールの横の畑の茄子を
もぎって嬉しそうに持ち帰ったあの時を
なんでもないそんな365日の中の
ふとした瞬間に
心のゆらぎを感じるのだろう

もう戻ることはできない
あの頃
でも思い出すのは派手なことじゃなくて
こんななんでもない日常だったんだって
それがなんだか心地よく感じながら
最後の息をするんだって感じたんだ
23/06/30 16:41更新 / こみやび花穂



談話室



■作者メッセージ
お久しぶりです。
すっかり季節は夏ですね。
手嶌葵のこころをこめてを聞いていたら浮かんだ詩です。
なんだか夕暮れの切ない気分になります。

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