ポエム
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時計
絵画が草臥れて見えるのは
疲れているからだろう
道を通過していく
ベッドライトの後ろに
ある背景が気になる

あの日、否定されたから
わだかまりを感じつつ
返信を遅らせた裏にある
歪んだ感覚が
もう終わりにしようと
差し向けていた

結局時間は過ぎていき
その中で宙を舞う自己と
作られた街が
牙を向いているようで
地面を蹴り付けた

回る光景に
歪んだ感情が
絡まって
取れなくなっている
些細なことは
激痛のようで
未だに全てが曖昧なまま
時計の針は進む
22/11/21 00:20更新 / Eigen



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