ポエム
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粉雪が降る
道は街灯の明かりに照らされている
粉雪が舞って白く彩られている
一人で歩く夜道
歩いている人は誰もいない
家の窓に明かりが見える

季節はあっという間に過ぎていくものだ
今年の夏、海に行ったこともあった
あの時見た景色を今でも鮮明に覚えている
広大の海の向こう側に沈んでいく太陽
忙しなく聞こえる波の音

マンションのエントランスを通り
部屋の鍵を開ける
明かりは消えていた
昔付き合っていた人のことを思い出す
不意に物悲しくなる

窓の外の雪は強くなっているようだ
ウイスキーをグラスに注ぎ飲み干す
煙草に火をつけて煙を吸う
一日の疲れを感じる
あの人は今頃どこにいるのだろうか
21/12/23 22:22更新 / Eigen



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