紡ぐ思いを一粒(風景)
寒空に 虚ろ響ける 申せいは
悔いに悔えずや 連ねけり
裸樹に 誰(た)を待ち在れと 問いけるは
白く染むゆく 我が器
明星に いずれは去るを 眺めれば
昇れる明日を 背に待とう
かれこれ思えど あっけら閑 明けに暮れては 廻(めぐ)りゆく
百舌鳥(もず)の御神の果(おお)せるは
己ず在れとぞ 知るが良し と
悔いに悔えずや 連ねけり
裸樹に 誰(た)を待ち在れと 問いけるは
白く染むゆく 我が器
明星に いずれは去るを 眺めれば
昇れる明日を 背に待とう
かれこれ思えど あっけら閑 明けに暮れては 廻(めぐ)りゆく
百舌鳥(もず)の御神の果(おお)せるは
己ず在れとぞ 知るが良し と