ポエム
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紡ぐ思いを一粒(風景)
寒空に 虚ろ響ける 申せいは

悔いに悔えずや 連ねけり


裸樹に 誰(た)を待ち在れと 問いけるは

白く染むゆく 我が器


明星に いずれは去るを 眺めれば

昇れる明日を 背に待とう


かれこれ思えど あっけら閑 明けに暮れては 廻(めぐ)りゆく


百舌鳥(もず)の御神の果(おお)せるは

己ず在れとぞ 知るが良し と
 
20/02/06 20:41更新 / 椛島康介



談話室



■作者メッセージ
自然の景色に身を委ね、全てを受け入れれば百舌鳥の囀りすら孔子の教えの様に聞こえてきます。

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