ポエム
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白息(実体験)
閑散(かんさん)たる白き部屋

永き熟寝(うまい)のそ人

さらさら愛しい

口元より出でる白息

その弱きところに

我死脈を見ん

人の性(さが) すなわち死なり

定めと知らなば受け入れ難し

最期の晩餐

彼の絵の如く美しく非(あら)ず

懐かしき手作り ただ君と食(は)もう
 
君の命絶えん刻(とき)

安らかなるその面(おもて)に我安堵せん

我はにかみ 一人泪(なみだ)落としはりべぬ


19/12/31 13:47更新 / 椛島康介



談話室



■作者メッセージ
長年愛した人が亡くなるのはとても悲しい事です。
しかしながら、その方の為にも最期は笑顔で送り出したいものです。

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