数え歌
君の肩に手を置くだけでもう
ガラスを割ったような罪を認め
砕けた破片を拾い集める
それは透明な言葉になって
土曜日の午後を延長させる
僕の声が届く距離に
君は微笑んで何を想うの?
逆光の中でさえも綺麗な
コスモスの花びらを減らしながら
明日の幸せを占うのかな?
僕たちはもう出会ってしまったね
何の秘密も抱えないままで
二時間ドラマのラストを見ている
美しい関係になる前に
毒を飲むことが大事なんだとか
僕たちはもう死んでしまったね
どんな約束も交わさないままで
土曜日の死者に数えられてゆく
ガラスを割ったような罪を認め
砕けた破片を拾い集める
それは透明な言葉になって
土曜日の午後を延長させる
僕の声が届く距離に
君は微笑んで何を想うの?
逆光の中でさえも綺麗な
コスモスの花びらを減らしながら
明日の幸せを占うのかな?
僕たちはもう出会ってしまったね
何の秘密も抱えないままで
二時間ドラマのラストを見ている
美しい関係になる前に
毒を飲むことが大事なんだとか
僕たちはもう死んでしまったね
どんな約束も交わさないままで
土曜日の死者に数えられてゆく